支部の活動はコロナ禍で何かと思案しながらの年初めでしたが、開催会場も決まっていたこともあり、安全を期す中で例年通り2月開催の支部展からスタートしました。
支部展は毎年本展出品への準備も兼ねて開催。会員相互に意見や批評を交わしながら作品制作の研究の場となっており、制作状況や第76回示現会展への準備と連絡を密にする傍ら展覧会への情報提供に努めました。
展覧会を通して、本年新たに示現会への出品者や支部との「交流展」公募への出品者の募集に努めました。
コロナ感染症アラートが高まる中でしたが、支部展開催の後日に開催した研究会には、成田禎介先生をお迎えして意義ある研修成果をあげました。
研究会には、新たに出品したいという初めての方にも声を掛けご参加いただきました。
各人制作中の作品を持参し、先生には、構図や色の手直しにかかわる細部に至るまでご指導をいただきました。
第76回展への支部からの出品は、初入選1名を含む5名の方が入選し、心強い支部となりました。
巡回展においては、本部より再度成田禎介先生が来徳され、展示指導をしてくださいました。
また展示後、出品者全員が研究会後に手直しをして出品した今年度の作品について、作品評や個別指導をいただき、意気上がる巡回展となりました。
併載した公募展、支部との「交流展」もコロナ禍で多少の制約はありましたが、こちらもまた初日に出品者全員にお集まりいただき、成田禎介先生より作品評やアドバイスをいただき、支部としても来年出品すると思われる方にとっても非常に良い試みとなりました。
巡回展も大過なく終え、過去の入場者に劣らぬ1200人を超える入場者があり、地元テレビ局のニュースでは示現会展も放送され、取材中に会場に居合わせた成田禎介先生の示現会展についてのインタビューも放送されるなど、大変有意義な地域への貢献事業となりました。
今年度の残りの活動計画としては、支部写生会など一つでも多く開催できればと思っています。
また支部会報等を活用し、来春の第77回展には全員が出品できるように取り組みたいと思っています。
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