昨年の暮れに、井上先生から「巡回展で、樋口先生が兵庫に行かれたことは無いですね。……それなら64回展の時にぜひ兵庫に行ってもらいましょう」と言っていただきました。
年明けて二月、樋口先生から「昔、三上先生が“布引の滝”という絵を描かれたのですが、“布引の滝”はあちこちにあり、神戸にもありますね。神戸のはどんな滝ですか」と尋ねられましたが、きちんと正しく誰も説明ができません。地元のことは案外知らないものです。早速兵が“布引の滝”へ行き、写真を撮るなどして、樋口先生をお待ちしました。
結果、「三上先生が描かれた滝は、恐らく、神戸の“布引の滝”でしょう」と樋口先生に言っていただき、神戸に、又一つ、いわくつきの所ができました。夢と期待が膨らむ兵庫展となりました。樋口先生、ありがとうございました。
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