青森展は七月二十九日から八月二日までの五日間、青森市民美術展示館において開催しました。本展は県内で開催される展覧会の中で質・量ともに最高レベルであり、今年も地元の絵画ファンの期待に十分応える展覧会となり、盛況のうちに終えることができました。
また、支部員にとって巡回展における最高の勉強の場は、本部の先生から受ける御指導ですが、今年は樋口先生が初来県されるということで、興奮と緊張の中お迎えしました。
樋口先生からは展示作業に続き、休む間もなく作品研究会での御指導をいただきました
それにしても、先生の一つひとつの御指摘は誠に切れ味鋭く、各作品の持ち味や課題などを瞬時に見抜いた上で解りやすく丁寧な言葉で解説してくださるので、指導を受けている本人はもちろん、それを聞いている他のメンバーにとっても本当に貴重な時間となり、支部員の意識が高揚されました。
ここ数年の支部運営を振り返ると、様々な課題が山積し、順風満帆とは言えない状況にあります。しかし、支部による研修を重ね、青森展を準備・運営していく中で、実感出来る確かな進歩や喜びがあります。今年もまた支部が結束し、会の発展と支部員の技術向上に努めて参ります。
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