示現会創立期メンバー
昭和22年、戦後の混乱と困窮の中、石川寅治・三上知治・奥瀬英三を中心に、楢原健三・大内田茂士・奈良岡正夫を初めとする31名によって示現会を設立、ここに具象絵画団体が築かれました。
地方支部も第1回展より立ち上がった岐阜支部を皮切りに、現在では15支部となり、東京近郊と地方が力を結集し、現在では構成員は全国(含む一部海外)で850名を越える大きな団体となり、陳列も一般入選を加え1000点を上回る作品が並ぶようになりました。この間、会場も、第1回から第59回までは東京都美術館で、第60回の記念展からは国立新美術館へと移り、現在に至っております。
第1回示現会展ポスター
旧東京都美術館
国立新美術館
昭和61年3月10日 新会館落成記念パーティー
示現会館・絵画研究所
昭和52年、社団法人として文部省より認可を受け、昭和61年には示現会館が建設されました。そしてこの会館に開設された絵画研究所はアトリエとして多くの方々に利用されています。
平成24年4月より、一般社団法人への移行認可が下り、それを受けて4月4日開催の本展は一般社団法人示現会として初めての展覧会が開かれたところです。
一般社団法人示現会は、油絵・水彩画・その他絵画に関する堅実な研究及び創作を奨励し、展覧会を本展や各地15支部において開催して広く一般の方々にも鑑賞していただいております。また、後進の育成を図り、美術の発展に寄与することを目的として各事業も推進しております。
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〒114-0015 東京都北区中里1-17-4
TEL・FAX:03-3824-9128
青木 純子
(平成28年没)
「夕陽」
1996作
石川 寅治
(昭和39年没)
「真鶴港」
1954作
伊藤 源右衛門
(昭和53年没)
「波切り灯台の秋」
1972作
江崎 寛友
(昭和59年没)
「オフォーツクの夜明け」
1972作
大沼 静巌
(昭和58年没)
「アグリ船」
1936作
大内田 茂士
(平成6年没)
「秋の卓上」
1984作
奥瀬 英三
(昭和50年没)
「春耕」
1968作
奥森 多可志
(平成15年没)
「厨房晩夏」
1996作
斎藤 俊雄
(昭和45年没)
「初夏の農家」
1961作
清水 敦次郎
(昭和37年没)
「神苑」
1956作
関口 文雄
(昭和59年没)
「イスアファンの
バザール」
1976作
玉井 力三
(昭和57年没)
「街角」
1968作
戸津 文雄
(昭和61年没)
「平等院の秋」
1982作
中谷 健次
(昭和60年没)
「ウズベック帽の有木山太(アレキサンダ)」
1982作
中村 新次郎
(平成15年没)
「自画像」
1986作
奈良岡 正夫
(平成16年没)
「親仔」
1996作
楢原 健三
(平成11年没)
「晩秋の大和路」
1995作
能見 三次
(平成12年没)
「能面のある静物」
1984作
三上 知治
(昭和49年没)
「小岩井農場」
1964作
光安 浩行
(昭和45年没)
「鏡」(絶筆)
1969作
水戸 敬之助
(昭和50年没)
「庭」(絶筆)
1975作
三井 滋雄
(昭和37年没)
「真鶴港」
1958作
山田 説義
(昭和54年没)
「果物・A」
1967作